こんにちは!セラピストの星野です🌟
私たちが生きていくためのエネルギー源である「食事」。
アーユルヴェーダでは、食事は“治療”であり“予防”でもあるとされています。
これはまさに、心と身体を整えていくうえで“食”がいかに重要かを物語っています。
私自身、アーユルヴェーダと並行して分子栄養学の学びも深めていますが、
両方の視点から見ても、「食べること」はやっぱり健康の軸。
そして実際に、お客様から食事に関するお悩みはよくお聞きします。
<こんなお悩みはないですか?>
・食べる時と食べない時の差が激しい
・お腹が空かず、甘いもので済ましがち
・悪いものは食べてないはずなのに体がラクにならない
・ストレスが溜まると暴飲暴食してしまう
などなど、、
体というのは、とっても正直。
今の自分にあってない食材や調理方法、よくない食べ方、
必要な栄養素がきちんと摂れていないなどがあると
必要以上に食べたくなったり、全くお腹が空かないといった不調が出てしまうのです。
そして、これらの背景には体質の違いが関係していることも。
今日はそんな食事のお悩みに対して、アーユルヴェーダの視点から
・体質別の食事のポイント
・明日からすぐ取り入れられる“食べ方の工夫”
をご紹介します😉
アーユルヴェーダでは、私たちの体や心の傾向を「ドーシャ」という3つのエネルギーで表します。
⏩簡単ドーシャチェックはコチラから
🌱Vata(ヴァータ):食欲にムラが出やすいタイプ
◎おすすめの食事
・温かいスープや煮込み料理
・適度な油分(ギー・オリーブオイル)
✖️控えたい食事
・冷たい飲み物
・生野菜・スナック菓子
📝ワンポイントアドバイス
Vataタイプの方は、消化力が不安定で、食欲にもムラが出がち。
お腹が空かないときは、レモン水・梅干し・スパイス・大根おろしなどで
優しく消化をサポートするのもおすすめです。
規則的にお腹が空くリズムを作ることが、暴飲暴食の予防にもつながります。
🔥Pitta(ピッタ):食べすぎたり、早食いになりがちなタイプ
◎おすすめの食事
・冷却作用のある食材(ミント・ココナッツ・きゅうりなど)
・優しい甘みのある果物や葉野菜
✖️控えたい食事
・唐辛子・揚げ物・キムチなどの刺激物
・カフェイン・アルコール
📝ワンポイントアドバイス
Pittaタイプの方は、消化力が強く、つい食べすぎたり早食いしやすい傾向があります。
忙しい時こそ、「落ち着いて食べる時間」を意識的に作ることが大切です。
暑い日やストレスの多い日は、体の中の“火”を冷ます食材を意識してみてください。
💧Kapha(カパ):ゆっくりしっかり食べるタイプ
◎おすすめの食事
・温かくて軽いスパイス料理(しょうが・ターメリック・黒胡椒など)
・食物繊維の多い玄米や雑穀
・苦味のある野菜(春菊、大根、菜の花など)
✖️控えたい食事
・冷たく重い料理(アイス、乳製品など)
・甘いお菓子、小麦製品(パンやパスタ)
📝ワンポイントアドバイス
Kaphaタイプの方は、代謝がゆっくりで、体に重さをため込みやすい体質。
朝は白湯を飲んで軽く動いてから一日を始めると、体も心もスッキリします。
「変化」や「軽やかさ」を意識した日常が、バランスを整えてくれます☀️
どんなに良いものを食べていても、食べ方によっては逆に体に負担になることもあります。
🌿食事の際に大切にしたいこと
朝はお腹が空いてなくて何も食べないという方、多いのではないでしょうか?
朝食を抜いてしまうと…
・集中力が続かない
・イライラしやすくなる
・午後にドカ食いしてしまう
など、1日のリズムが乱れてしまうことも。
そもそもお腹が空かない背景には、
日中の食事の取り方やストレスなどで夜にしっかり寝れていない場合がほとんどです。
朝ご飯を全く食べれないという方は、
まず、スープなど消化に負担がかからない食事から始めてみてください😉
私たちの体は、「何を食べたか」だけでなく、「どう食べたか」にも深く影響を受けています。
・不調のサインに気づくこと
・自分の体質に合った食事とリズムを整えること
・消化力(アグニ)を守る意識を持つこと
たったこれだけで、体も心もグンと軽く、整っていく感覚を味わえます🌟
アーユルヴェーダはオーダーメイドのケアが基本。
あなたの体質や生活リズムに合わせた食事アドバイスを、カルナカララではご提供しています。
「これって私の体質かも?」と思ったら、お気軽にご相談ください。
あなたの“今”に寄り添った、やさしい食事と生活のヒント、お伝えします。