こんにちは、セラピストの星野です⭐️
今回は、【スリランカ最高峰のオイル工場&カルナカララインスティチュート5周年祭編】をお届けします。
代官山店で日々使わせていただいているアーユルヴェーダオイルが、どのように作られているのか。
この目で見て、この鼻で香りを感じて、その深さにただただ圧倒されました…!
◾️ 今後のラインナップ
第1回: 出発〜スリランカ到着、カルナカララリゾート施設について
第2回: スリランカ最高峰のオイル工場&カルナカララインスティチュート5周年祭【今回】
第3回: ドクターコンサルとトリートメント体験
第4回: 滞在中の食事・日常・街の様子・帰国後の変化
番外編: スリランカに行くときに持って行ってよかったもの&買ってよかったもの(通信・便利グッズ編)
◾️朝からガンパハ社のオイル工場へ
カルナカララリゾートから車で約1時間半。
スリランカの街並みを眺めながら、オイル工場のあるガンパハへ向かいました。

ガンパハ社(正式名称:Gampaha Wickramaratchi Siddhayurveda Ausheda)は、スリランカでも最高峰の品質を誇る伝統的な製油会社です。

到着すると、入口からふわっとハーブの香りが漂い、「いつも使っているオイルがここで作られているんだ…!」と思うと胸が高鳴りました。
◾️ハーブから生まれるオイル
工場内には、見渡す限りのハーブがずらり。
草木・根・種・樹皮など、植物は全て余すことなく使われます。

手書きのレシピをもとに調合したハーブと水を大きな鍋に入れて約4日間ぐつぐつ煮込み、そこからさらにオイルやミルクを加えて時よりスタッフが木の棒で鍋をかき混ぜながら、煮込み続けます。



完成までに約1週間。
すべてが手作業で行われているそうです。
さらに完成したオイルは陶器で熟成され、次のオイルづくりのベースとして使われることもあるのだとか。
◾️壺で熟成される薬たち
オイル(タイラ)のほかにも、ギー(グリタ)・薬用酒(アリシタ)なども製造されおり、外の中庭には、巨大な陶器の壺がずらり。

それぞれに手書きのラベルが貼られ、時間をかけてゆっくりと発酵・熟成していくのだそう。
◾️内服薬の製造。天日干しの光景
内服薬の製造工程では、機械を使って丸めるものもあれば一つ一つ手作業のものも。


丸められた薬が太陽の光を浴びながら天日干しされていました。
最後まで自然の力を借りながら完成させるんですね!
◾️直売所:アーユルヴェーダが日常に溶け込む場所
工場見学のあとは、併設の直売所へ。
工場で作られたオイルや薬がずらりと並び、現地の方たちが次々と訪れていました。

スリランカでは、アーユルヴェーダは“特別なもの”ではなく、日常の一部だということを肌で感じることができました。
直売所での購入方法は下記のどちらか。
・欲しいオイルの名前を紙に書いて渡す
・スタッフに直接伝える
シンハラ語しか通じないかも?とのことで、私は事前にオイル名をシンハラ語でメモして持参。
オイル名は伝わるも、その後のやりとりが難しく、翻訳アプリとジェスチャーを駆使して、なんとか目的のオイルを購入できました!笑

◾️セラピストとしての学び
工場見学を通して感じたのは、「オイル一滴にも、作り手の想いが宿っている」ということ。
時間と手間、そして自然の力。
それらが合わさって、あの豊かな香りと質感が生まれていることを知り、施術でオイルを扱うときの気持ちがより深まりました。

◾️午後は、カルナカララインスティチュート5周年祭へ
リゾートに戻り、カルナカララインスティチュートの5周年パーティに参加しました。

インスティチュートは、現役のアーユルヴェーダドクターから講義を受けられるカルナカララのアーユルヴェーダスクールです。
今回セラピストコースを終えられた生徒さんとドクターが笑顔で語り合う姿がとても印象的でした!

インスティチュートでは、
初心者の方でも気軽に参加できる1Day講座から、
しっかり基礎を学べるベーシックコース、
さらに専門的に学べるアドバンスコースまで、
レベルに合わせた多彩な学びの場が用意されています。
アーユルヴェーダを本場で学んでみたい方は、
ぜひ一度、カルナカララインスティチュートの公式サイトをのぞいてみてください🌿
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次回は、いよいよドクターコンサル体験編!
本場ドクターによる脈診を受けたリアルな感想をお届けします☺️