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アーユルヴェーダ的な『選択基準』
TIME : 2020.03.29Category :

 

独特の空気に包まれた外出自粛の週末、一日目が終わりましたね!

みなさまいかがお過ごしですか?



今、社会全体が先が読めず、もやっとした状況です。

初めての事態に、どう行動してよいか分からず、疲れたりストレスに感じ始めている方も多いのではないでしょうか。

 

アーユルヴェーダでは、解決しきれない思考は『毒素』になって心身をむしばむといいます。

なので、思考がクリアになるヒントになればと思い、『選択基準』について書いてみました。

 

 

今の状況に漠然と不安な気持ちがある方、

それから

世の中が大げさに不安に包まれてるように思える方も、



ぜひ目を通していただけたら嬉しいです。





 


先週発表された外出自粛のニュースを受けて、まず

実際どのくらい危ないのかな?

疑問に思った方は多いのではないでしょうか。




ウイルスは目に見えないので、

・どのくらいの人が感染しているか

・感染源の人が今どこにいるのか

・もしくは自分自身がそうなのか

こういったことは、後にならないと分かりません。




若く健康な人、そして

慎重な行動をとっていられないくらい忙しい人にとっては

自分の周りに感染源はいないように感じるし、

そもそも自分が感染するとは思えないかもしれません。



ご自身の免疫が弱い方、

お年寄りや持病のある家族と同居されている方は

感染から遠ざかろうと本当に必死だと思います。





日本は長いこと深刻な感染症を経験していないので

今回のようなケタ違いの流行が起きた際に

どう行動していいのか、

自治体は不慣れですし

私たちにもその常識が備わっていません。




また、

たった一人から見えない糸を伝うように何人もの命を左右してしまう

という感染のプロセスも

実感するのは難しいことです。




なので今、

慎重な行動をとる人🤔と楽観的な行動をとる人😇がいて

職場やコミュニティの方針にバラつきが出て

お互い、自分が普通で相手が極端だ、みたいな

そういう状況になってしまっています。




目に見えないものに対して

一人一人がどんな判断と行動をするか。



この記事では、

何でもかんでも行動を控えましょうということでは決してなく、

どう行動するか迷ったときの選択基準の一つを

アーユルヴェーダの考えからお伝えします。









アーユルヴェーダには、

①病気の人の病気を治し

②健康な人の健康を守る

という目的があります。




健康な人の健康を守るためには、

『病気になる前に 予防する』というプロセスが重要です。



これは

目に見えない、まだ表面化してない『可能性』に敬意を払い

自分や大切な人の健康と幸せを守る

賢くて尊いプロセスです。



その方法は、食事や生活習慣、生活環境など切り口がたくさんあるのですが

アーユルヴェーダの素晴らしいところは

この『予防』を理解し、手間をかけ、自分がより健康になるプロセスを楽しめるところにあります。





今回のコロナに紐づけるなら、

病人→重篤になってしまった患者。病院でのケアが必要で、深刻な場合には呼吸器が必要。

健康な人→自身が発症しないだけでなく、感染を避け、重篤になるリスクのある人に感染させない健人(賢人)。


重篤患者が増えすぎれば病院がパンクし、

既に海外の多くの国で起きているように、呼吸器が不足して救えない命がでてしまいます。

でもこれは、今から数週間の間に

一人ひとりが行う無数の選択によって防ぐことができます。



このことを

日常的な行動の選択、例えば

◆開催するか、控えるかを選ぶとき
 (やるなら対策を万全にして安心してやりましょう!)

◆今行くべきか、来週でもいいかを決めるとき
 (できるだけ人と接触の少ない、距離をとれる時間・場所を選びましょう!)


・・・などの、一つの基準として思い出していただけたらいいなと思うのです。

 

そして

◆出勤後・帰宅後の手洗いうがい洗顔を、面倒だけど頑張って徹底するとき

のモチベーションにも、ぜひ思い出してくださいね♡

 

 

情報を整理し、

漠然とした不安を払しょくし、

自分なりの選択基準を持つ。

そうすることでストレスを減らすことができます。

ストレスのない安定した精神は、免疫力を育てて自分を病気から守ってくれます。

 

変化の多いこの時期を、皆さまが心身ともに平穏に過ごすことができますように!