こんにちは、セラピストの星野です。
アーユルヴェーダでは、私たちの健康と幸福は
肉体・精神(心)・感覚器官・魂 がバランスの取れた状態にあるときに実現するとされています。
今回はその中でも 「心」 にフォーカスしてお話ししたいと思います。
心の健康を保つには、まず 「自分を知ること」 が重要です。
今の自分がどんな状態なのか?
どんなときに喜び、どんなときに落ち込むのか?
その理由は何なのか?
これらを深く掘り下げることからスタートしましょう。
私たちは自分のことを知っているようで、実は十分に理解できていないことが多いのです。
自分をしっかり理解することで心の動きをコントロールしやすくなり、日々のストレスに対応する力も育てることができます。
日々の生活では、誰もがストレスを感じることがあります。
そんなとき、大事なのは心の揺れ幅をできるだけ小さく保つこと。
揺れ幅が大きくなればなるほど、精神的な負担が増えてしまいます。
ここで役立つのが「心の訓練」です。
これはどう考え、どう行動すると心が穏やかになるかを学び、実践する方法を指しています。
アーユルヴェーダではこれを 「アーチャラ・ラサーヤナ(行動のラサーヤナ)」 と呼び、心を健康に保つための10の指針を提案しています。
<心の健康を守るアーユルヴェーダの10の指針>
正直でいること
規則正しい生活を送る
季節や気候に合わせた暮らしをする
バランスの取れた食事を心がける
他人に与えることを楽しむ(食べ物、知識、優しさなど)
霊的な視点を持つ(魂の視点から物事を考える)
暴力を避ける
怒りや攻撃的な態度をコントロールする
酒や性行為に溺れない
他人を傷つけない
いかがでしょうか?
ここで大切なのは継続するということです。
全てを完璧に行おうとせず、 今の自分に必要だと思うものを1つ選び、習慣化するまでひたすら継続していきましょう。
「心」というものは、今日や明日で突然変わるものではありません。
変わりたいという強い想いと、自分と真剣に向き合う覚悟、そして日々の小さな積み重ねが、心を良い方向へと導きます。
とはいえ、心は意外とシンプルでもあったりします。
ほんの少しの挑戦や新しい思考の習慣を取り入れるだけで、驚くほど良い方向に変化することもあります。
カルナカララでは10の指針の一つ、
「季節や気候に合わせた暮らしをする」を取り入れながら
自分らしい心地よさを知る”ドーシャバランス継続コース”をご用意しております。
詳しくは▶︎コチラの記事をお読みください
無限の可能性を秘めた自分の心を、楽しんで育てていきましょう!
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