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✨Youtube✨リゾートドクターのインタビュー!

 

カルナカララリゾートの専属アーユルヴェーダドクター、Dr. GayaniのインタビューをYoutubeにアップしました✨

 

お母さんのような、ふっくら優しいガヤニドクターは

向かい合ってお話しているだけで癒されてしまう天性のアーユルヴェーダ医。

 

アーユルヴェーダだけでなく

スリランカ古来の土着医療、ヘラウェダカマの治療家の家系に生まれたそうで

大叔母さまからアーユルヴェーダや伝統医療を学んで育ったそうです。

 

 

このインタビューは今年の2月に

代官山のセラピスト田中がスリランカに行った際に録ってきたのですが

実はもともと
記事として書き起こす予定だったため

録音しかしていませんでした💦

 

 

しかし後から聞き返したら、

ドクターのまったりした声がとっても優しくて

このまま音声をアップしようかな?と思い

字幕を付けて動画にしてみました♡

 

そんな訳でビデオがついておらず

写真と字幕のみになりますが

ドクターの声を聴きながら

癒しの音源としてお楽しみください ^ ^

 

 

なかなか聞くことのできない

アーユルヴェーダドクターのインタビュー。

 

コンテンツは

・どうしてアーユルヴェーダの医者になろうと思ったの?
(スリランカは西洋ドクターの方がお給料が何倍も良いのに、それでもアーユルヴェーダを選んだ理由は?)

・日本人に特有な不調ってあるの?

・リゾートを離れても、アーユルヴェーダで整えた心身のバランスをキープするコツは?

など、13分程度のお話になっています。

 

 

 

 

記事として読みたい方は下からどうぞ♪

 

▽▼▽写真をクリックするとYoutubeに飛びます▽▼▽

https://youtu.be/tMfLhqYQQLg

 

~ガヤニドクターのオンラインイベント(6月開催)~

 

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ガヤニドクターのオンラインコンサルテーションは毎週土曜日に開催中です。

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♦ヨガ

♦ドクターによる免疫UPセミナー

♦スリランカ料理教室

♦現地セラピストによるアーユルヴェーダセルフケアレクチャー

♦ドクターコンサルテーション

♦僧侶によるお祈りの儀式

・・・と盛りだくさんな一日。

 

リゾートの鳥の声を聴きながら

学びも癒しも充実した一日を過ごしませんか?

詳しくはこちらから

 

 

 

 

~ Dr. Gayani Interview ~

 

ドクター、今日は3つの質問をさせてください。

 

 

ひとつは

どうしてアーユルヴェーダドクターに

なろうと思ったの?ということ

 

ふたつめは

日本人をたくさん診察してきて

気づいたことはある?

ストレスが多いとか、日本人ならではの症状とか。

 

みっつめは

カルナカララでの滞在が終わったら、

私たちは特別なアーユルヴェーダステイから

日本の日常に戻らないといけないでしょう。

 

アーユルヴェーダで整えたこの調和のとれた

心身を日本でキープするために、

どんなアドバイスをしますか?

 

=======

 

―では一つ目の質問。

どうしてアーユルヴェーダドクターになろうと思ったの?

 

スリランカには西洋医療のドクターがたくさんいるけど、

私は、アーユルヴェーダという伝統的な医療体系を守りたいと思ったの。

それから、アーユルヴェーダの薬や治療方法そのものも受け繋ぎたかった。

 

もっと言うと、アーユルヴェーダだけじゃなくて

スリランカに古くから根付く伝統医療があって、それを守りたかったの。

※スリランカ古来の伝統医療(ヘラウェダカマ)は後で話に出てきます。

 

 

―じゃあ、西洋医療のドクターになろうと思ったことはなかった?

※スリランカでは西洋医療の方が医療費が高く、ドクターの報酬も良いという事情があるので質問してみました。

 

 なかったわ。

伝統医療の治療や薬は(西洋医療より)より良い

かたちで効くし、生薬もスリランカで身近に生えて

いる木や花、植物を使うからお金がかからない医療だし。

 

 

―さっき、スリランカ古来の伝統医療って言いましたね。

ガヤニドクターは、もしかして伝統医療の治療家の家系

だったの?

 

※スリランカには、アーユルヴェーダが伝来するよりも

はるか古くから存在する土着の伝統医療があり、『ヘラウェダカマ』といいます。

 

ヘラウェダカマの治療家は血筋で代々受け継がれるので、もしかしてガヤニドクターも?と思い質問してみました。

 

 

父の叔母、私の大叔母がウェダノーナだったの。

 

―ウェダノーナ?

 

スリランカの伝統医療(ヘラウェダカマ)の治療家のこと。

 

女性の治療家はウェダノーナとかウェダハーミネ、

男性の場合はウェダマハッティヤっていうのよ。

 

大叔母はウェダノーナであり、アーユルヴェーダの医者でもあったの。

 

私は彼女からヘラウェダカマとアーユルヴェーダの両方について学んだから

 

その二つの伝統的な医療と、医療システムを守る医者になりたいと思ったの。

 

 

これが、ガヤニドクターがアーユルヴェーダドクターを

志したストーリーでした。

 

 

– ―では二つ目の質問。

日本人をたくさん診察してきて気づいたことはある?

 

 

ストレスね。すごいストレスを抱えてる。

 

日本では仕事をたくさんするよね。

ここに来ると、肩や背中のコリや痛み、頭痛を訴える人が多いの。

 

それから、消化力に問題がある人も多いわ。

忙しい日本人って、食事の時間がバラバラでしょう。

あなたもそうよね。笑

これは良くないよね。

 

 

―忙しさからくるこういうストレスの問題って、日本人特有なのかな?

 

スリランカ人と比べて?ヨーロッパ人と比べて?

 

―両方。

特にヨーロッパ人は日本人と同じように忙しいですよね。

 

 

そうねえ

まあ、日本人・ヨーロッパ人に限らず

スリランカ人も、若い世代、ニュージェネレーションの人たちは、ストレスあるわね。

日本人と同じ。

 

 

昔は、スリランカ人はもっとゆったりと余暇を楽しむ余裕があったの。

 

―余暇を楽しむ?

 

昔は今ほど働く時間は長くなかったし、家で、家族と過ごす時間があったの。

 

たとえば私の母は今はもう働いていなくて

だから家で家族と過ごせている。

 

私は(ここで働いているから)娘たちと一緒にいる時間は少ないわね。

生活のために働かないといけない(笑)。

昔のスリランカの家族の在り方と、今の働き方、家族の在り方は変わってきてるわ。

 

私の娘も、私が家にいる生活じゃなかったから

彼女自身も家族と過ごそうという考えではなくて、海外で働きたいと思ってるの。

 

―彼女はいくつ?

 

26歳。

 

(ドクターさっき私の”ベビーたち”って言っていたけど、大人なんだ!ドクターの母性すごいなぁと感心・・)

 

 

とにかく、世代が進むにつれてライフスタイルは変わってきたし、

ストレスも増してきていると思う。

 

 

―じゃあ、そのストレスを何とかするためには

私たちはどうしたらいい?どうアドバイスする?

 

 

うーん 難しいわよね・・・(考え込む)

 

 

えぇぇ!笑

ドクターだって毎日忙しいし、ストレスマネジメントしてるよね?

 

そうね。笑

 

私がドクターとしてできることのひとつに

ブディストカウンセリングがあるわ。

 

ブッダの言葉ではね

私たちはいつも『5つの器官』を常に満たそうとしているというの。

 

口や舌

触れること

そしてマインド。

 

この5つを、私たちは常に満たそうとしているの。

 

 

でも実は

 

こうした五感の満足を追求することを控えると、

ストレスは減っていくのよ。

 

分かる?

 

 

はい。

・・・ふつう、5感っていうと、目・口・鼻・触・『耳』っていうけど

耳じゃなくて『マインド』なんですか?

 

そう、マインドなの。

全てのものはマインドから始まるでしょう。

 

五感の満足を追求するというのは、

器官を満たすために、より良いものを求めていくこと。

 

私たちは

美しいものを見たいと思うし

良い香りをかぎたいと思うし

質の良い、舌が喜ぶような美味しい物を食べたいと思うでしょう。

 

でも、これが問題なの。

私たちが常につねに、五感全部を満足させて、人生を楽しもうとすることは問題。

 

そうするとお金が必要になって、お金のために働こうとする。

それだとストレスがたまる。

 

 

―マインドに注目することが一番大切って言いましたね。

 

そう、マインドは目や鼻、口といった全ての器官と繋がっているから。

 

あとは、『中くらい』というのも大切なキーワードかしら。

ブッダが説く『中庸』の教えってわかる?

 

―多すぎない、少なすぎないってこと?

 

そう。

全ては中くらい、ほどほどがいいの。

中くらいのレベルにいること。

 

仕事も

働きすぎ、やりすぎるんじゃなくて

かといって暇になるんじゃなくて

 

そうすると、ストレスを減らすことができる。

 

 

もし豊かになりたければ

お金をたくさん得ないといけない

その時は中くらいのレベルにはいられないから大変。

でもまあ、そのあとは安定した生活を送れるわね。

 

 

このブッダの中庸の教えのことを

『マドゥンピリウェッダ』というの。

 

多すぎない、少なすぎない、〇〇すぎない。

これが、ストレスを減らして

良い人生を送る秘訣かしら。

 

 

五感の刺激を求めすぎるんじゃなくて

マインドをまず満たすことね。

 

―そのためにアーユルヴェーダが役に立ちますね。

 

そういうことね。

 

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