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本場スリランカのアーユルヴェーダ体験記③|ドクターコンサル・トリートメント編
TIME : 2025.10.31Category :

こんにちは、セラピストの星野です⭐️

今回は、いよいよ【ドクターコンサルとトリートメント体験編】

私が実際に体験した5日間のアーユルヴェーダトリートメントについて、詳しくレポートしていきます!

 


◾️今後のラインナップ

第1回: 出発〜スリランカ到着、カルナカララリゾート施設について

第2回: スリランカ最高峰のオイル工場&カルナカララインスティチュート5周年祭

第3回: ドクターコンサルとトリートメント体験【今回】

第4回: 滞在中の食事・日常・街の様子・帰国後の変化

番外編: スリランカに行くときに持って行ってよかったもの&買ってよかったもの(通信・便利グッズ編)


 

第三回:ドクターコンサルとトリートメント体験

 

まず滞在中の基本スケジュールは、こちら。
【朝食 → ドクターコンサル → 施術(90分)→ 昼食 → 施術(90分)→ 夕食】

1日2回、たっぷり90分ずつのトリートメント。
日本ではなかなか味わえない贅沢な時間を過ごすことができます。

 

 

◾️朝一のドクターコンサルテーション

朝はまず、ドクターによるコンサルテーション(体質診断)からスタート。
アーユルヴェーダでは、この時間がとても大切です。
脈や会話からその人の体と心の状態を読み取り、その日のためだけのオーダーメイド施術を組み立ててくれます。

同じ日に滞在していても、内容は人それぞれ。
まさに今の自分に合わせたケアが受けられるという特別な時間です。

 

▼ 初日のコンサル内容

・睡眠・消化・不調など、事前に記入した問診票を元にヒアリング
・血圧測定
・脈診(ナーディ・パリクシャ)

ドクターが脈に軽く触れただけで、その人の内側の状態を読み取っていく様子は圧巻。
まるで体の声を代わりに聞き取ってくれるようで、あらためてアーユルヴェーダの奥深さを感じました☺︎

 

コンサルのあと、私は体の状態に合わせてハーバルメディスン(薬草の処方)を2種類いただきました。

↑ガスを減らすもの

 

↑消化力を整えるもの


これは全員に出るわけではなく、必要な人にだけドクターが選んで処方してくれるものだそうです。

 

 

▼ 2日目以降のコンサル内容

2日目からは、毎朝の軽いチェックに変わります。
血圧を測りながら、ドクターが穏やかに話しかけてくれます。

「昨日はよく眠れた?」
「お腹の調子は?」
「今日はどんな気分?」

その日その時の変化を丁寧に確認しながら、施術内容を少しずつアレンジしてくれるのが本場ならでは。
“診る・触れる・聴く”が自然に融合した医療のかたちを、この5日間で改めて実感しました。

↑外でカウンセリングした日もありました☺︎

 

 

◾️いざ、トリートメントルームへ

コンサルを終えたら、カルテと着替えのルンギ(スリランカの伝統的な巻きスカート)をカゴバッグに入れてトリートメントルームへ。

このカゴバッグ、部屋に備え付けられていてとても便利!

小物もまとめて入れられるので、私のお気に入りでした☺️

お部屋にはリゾート内で使えるサンダルも用意されていて、私はそのままサンダルで移動。
オイルがついても気にならない素材なので安心です。

セラピストさんにカルテを渡して椅子に座ると、静かなハーブオイルの匂いと心地よい風に、すでにリラックスモードに。

 

 

◾️お花と香りに包まれた、特別な空間

部屋の扉を開けると、ふわっとお香の香り。
ベッドの上には可愛らしいお花が飾られていて、川のせせらぎとやわらかな風が届きます。

↑日によって変わるおもてなし✨

 

五感すべてが癒されるような空間で、「ここにいるだけで整っていく」そんな感覚に包まれました。

お着替えを済ませ、いよいよ施術スタートです。

 

 

◾️5日間で受けたトリートメントメニュー

・アビヤンガ(全身オイルトリートメント)
 温かいオイルで全身を流していくアーユルヴェーダの基本施術。スリランカの空気と相まって、溜まっていた疲れがじんわり溶けていくようでした。

↑ピンダオイル

・フェイシャル・フェイスパック
 天然ハーブのペーストで肌を整える施術。お肌が柔らかく、内側からふっくらと潤うような感覚に。

・フットバス
 ハーブを煮出した温かいお湯に足を浸すと、体の芯がゆっくり目覚めていくよう。お花が浮かぶお湯に癒されながら、川の音を聞く時間は格別でした。

↑ハーバルティーを飲みながら一息つく

・ピンダスウェダ(ハーブボール)
 温めたハーブボールを全身に押し当てる施術。ハーブの香りと温もりに包まれて、筋肉がやわらかくほどけていくのを実感しました。

・シロダーラ(額にオイルを垂らす施術)
 額の中心にオイルを一定のリズムで流し続ける代表的なトリートメント。旅行の移動で上がったVATA(風のエネルギー)を鎮め、終わった後のスッキリ感がすごかったです。

・シロレーパ
 ハーブペーストを頭皮全体に塗布。シロダーラ同様、頭がすっきり!視界まで明るく感じました。

↑施術後はタオルを巻いて1時間くらい経ったらシャワーで流します

・ウドワルタナ(ハーブパウダーでのボディスクラブ)
 全身をハーブパウダーで優しくマッサージ。肌がつるつるになり、体も軽〜くなりました。

・ネトラタルパナ(目のオイルケア)
 目の周りに土手を作り、温かいギー(精製バター)を注ぐケア。ドクターが丁寧に行ってくれるので安心です。終わったあとは目の疲れがすっと抜け、視界がクリアに。

 

セラピストさんとは英語のやりとりですが、ジェスチャーやカタコト英語でも大丈夫でした!

みなさんとっても優しくて、最初から最後まで心温まる時間を過ごすことができます。

 


施術で使用したオイルやメニュー内容、そして今後取り入れると良いものなどが書かれたカルテは、最終日に一覧として受け取れます。


このカルテは、日本の代官山店でも引き継ぐことができるため、スリランカでの整いをそのまま日常のケアへつなげていくことができます。

(短期間のご滞在の場合は引き継げないこともございます。予約時にご確認ください)

 

 


◾️代官山でも体験できる、“スリランカのアーユルヴェーダ”

「いつかスリランカに行ってみたいけれど、長期旅行は難しい…」
そんな方にも、日本で体験できる “ 本格アーユルヴェーダ ”をお届けしています。

そして私がアーユルヴェーダセラピストとして日々感じるのは「本場のアーユルヴェーダを、日本の暮らしにどう馴染ませるか」ということ。

お仕事や家庭のリズム、季節や心の状態によっても、必要なケアは少しずつ変わっていきます。
お客様一人ひとりの生活スタイルに合わせて、日常に無理なく続けられる方法を一緒に見つけていきます。

2週間に1回の集中的なメンテナンス、

または1〜2ヶ月に1度のペースで通われる方も多く、続けていくうちに、体が軽くなり、呼吸や思考まで穏やかに整っていくのを感じられるはずです。

 

スリランカの風をそのままに、日常の中で心と体を整える時間を、ぜひ代官山で体験してみてください🌿

 

 

◾️そして、この11月は代官山にアーユルヴェーダの名医が来日されます!

スリランカのアーユルヴェーダ界でも高い信頼を集める名医、Prof.カマルが11月に代官山カルナカララへ来日されます!

私も現地でお会いし、その穏やかな人柄と、周囲を包み込むような温かさに心が癒されました。

日本にいながら、本場アーユルヴェーダ医師によるコンサルテーションを受けられる特別な機会。
当日は脈診から体質分析、生活・食事アドバイスまで、今のあなたに必要な整え方を丁寧に導いてくれます。

➡︎詳しい日程・ご予約方法はコチラから!

 

 


次回は、「第4回:滞在中の食事・日常・帰国後の変化編」をお届けします!
アーユルヴェーダリゾートでの食事ってどんな感じ?
スリランカの街の雰囲気は?
そして、帰国後に起きた心と体の変化とは?

どうぞお楽しみに☺︎