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アーユルヴェーダで考える月経 〜自分を整える浄化のリズム〜
TIME : 2025.09.23Category :

 

こんにちは!セラピストの星野です⭐️

よくお客様から「月経前や生理中がつらい」「気分が不安定になる」といったご相談をいただきます。

 

女性にとって月経は毎月訪れる自然なリズム。
でも、なんとなく憂うつになったり、いつもの自分でいられないこともありますよね。

アーユルヴェーダでは月経を「不要なものを浄化し、心身を整える時間」ととらえます。
つまり、月経は“今の自分”を映す鏡でもあるのです。

今回はアーユルヴェーダの考え方をもとに、不調の原因や過ごし方のヒントをご紹介したいと思います。

 

◾️月経と「アパーナ・ヴァーユ」

アーユルヴェーダには生命エネルギー「プラーナ」が体を巡るとされ、その中でも下向きの流れをつかさどるのが「アパーナ・ヴァーユ」です。排泄・出産・月経といった“手放す働き”はこの力によって支えられています。

月経時に便秘や痛み、頭痛が強い場合はアパーナが乱れているサイン。冷えやストレス、過労が原因になることも多く、月経中は「流れを邪魔しない暮らし」が大切です。

 

◾️体質(ドーシャ)別に見る月経の特徴

ヴァータ優勢:周期が不安定、生理痛が強い、冷えや乾燥が目立つ。→ 温かい飲み物やオイルマッサージで“温めること”がポイント。

ピッタ優勢:出血量が多く、イライラやのぼせが出やすい。→ 苦味や甘味のある野菜、果物で“クールダウン”を意識。

カパ優勢:出血が重く長引く、むくみや眠気が強い。→ スパイスや軽めの食事で“流れを促す”ことが有効。

このようにドーシャの特徴を知ることで、自分に合ったケア方法が見えてきます。


まずは知っておきたい!自分の「ドーシャ(体質)」とは?

アーユルヴェーダでは、私たちの体や心の傾向を「ドーシャ」という3つのエネルギーで表します。

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◾️月経中のセルフケア

アーユルヴェーダでは、月経は浄化の時間とされ「無理をせず、心地よく過ごすこと」がすすめられます。

•冷たい飲み物を避け、温かいスープやハーブティーで体を温める

•激しい運動や夜更かしを控え、眠気を感じたら素直に休む

•アロマや音楽で心を緩め、感情を落ち着かせる

「頑張らないこと」も、大切なセルフケアのひとつです。

 

◾️女性を支えるハーブたち

アーユルヴェーダには、女性のリズムをサポートするハーブがあります。

シャタバリ:女性の体を整える代表的ハーブ。心身の安定に。

アシュワガンダ:ストレスや不安を和らげ、ぐっすり眠りたい時に。

ジンジャー(生姜):冷えや痛みのケアに。日常的に取り入れやすい。

シナモン:血流を促し、体を温めるサポートに。

「暮らしを支える自然の味方」として取り入れるのがおすすめです。

◾️おすすめのトリートメント

月経の前後や不調が出やすい時期におすすめの施術(※生理中のトリートメントはお控えいただいております)

アビヤンガ(全身オイルトリートメント):体を温めながら巡りを促し、滞りを流します。冷えやむくみ、月経前の重だるさに。

シロダーラ:額にオイルを垂らす深いリラクゼーション。ホルモンや自律神経の乱れによるイライラや不安を和らげます。

ハーバルスチーム:温かいハーブの蒸気で全身を包み、冷えや巡りの滞りを改善。月経前の緊張をほぐすのに効果的です。

ホームケアでは難しい「深いリラックス」や「全身の巡りの改善」は、アーユルヴェーダサロンならではのケア。セルフケアと組み合わせることで、より快適に月経を迎えられる体へと導きます。

 

◾️月経は「自分を知るチャンス」

月経は、毎月「自分の体と心の声」を教えてくれる大切なサイン。周期や体調の変化を観察することは、未来の健康を守る第一歩です。

アーユルヴェーダは「自分を正しく知ることが、健康への第一歩」と伝えています。月経を“つらい日”から“整える日”へと変えていくことは、女性にとって大きなギフトになるはずです。

 

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カルナカララではお一人おひとりの体調や気分に合わせて、やさしく寄り添うカウンセリングとトリートメントをご用意しています。
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