こんにちは!セラピストの星野です⭐️
よくお客様から「月経前や生理中がつらい」「気分が不安定になる」といったご相談をいただきます。
女性にとって月経は毎月訪れる自然なリズム。
でも、なんとなく憂うつになったり、いつもの自分でいられないこともありますよね。
アーユルヴェーダでは月経を「不要なものを浄化し、心身を整える時間」ととらえます。
つまり、月経は“今の自分”を映す鏡でもあるのです。
今回はアーユルヴェーダの考え方をもとに、不調の原因や過ごし方のヒントをご紹介したいと思います。
アーユルヴェーダには生命エネルギー「プラーナ」が体を巡るとされ、その中でも下向きの流れをつかさどるのが「アパーナ・ヴァーユ」です。排泄・出産・月経といった“手放す働き”はこの力によって支えられています。
月経時に便秘や痛み、頭痛が強い場合はアパーナが乱れているサイン。冷えやストレス、過労が原因になることも多く、月経中は「流れを邪魔しない暮らし」が大切です。
•ヴァータ優勢:周期が不安定、生理痛が強い、冷えや乾燥が目立つ。→ 温かい飲み物やオイルマッサージで“温めること”がポイント。
•ピッタ優勢:出血量が多く、イライラやのぼせが出やすい。→ 苦味や甘味のある野菜、果物で“クールダウン”を意識。
•カパ優勢:出血が重く長引く、むくみや眠気が強い。→ スパイスや軽めの食事で“流れを促す”ことが有効。
このようにドーシャの特徴を知ることで、自分に合ったケア方法が見えてきます。
アーユルヴェーダでは、私たちの体や心の傾向を「ドーシャ」という3つのエネルギーで表します。
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アーユルヴェーダでは、月経は浄化の時間とされ「無理をせず、心地よく過ごすこと」がすすめられます。
•冷たい飲み物を避け、温かいスープやハーブティーで体を温める
•激しい運動や夜更かしを控え、眠気を感じたら素直に休む
•アロマや音楽で心を緩め、感情を落ち着かせる
「頑張らないこと」も、大切なセルフケアのひとつです。
アーユルヴェーダには、女性のリズムをサポートするハーブがあります。
•シャタバリ:女性の体を整える代表的ハーブ。心身の安定に。
•アシュワガンダ:ストレスや不安を和らげ、ぐっすり眠りたい時に。
•ジンジャー(生姜):冷えや痛みのケアに。日常的に取り入れやすい。
•シナモン:血流を促し、体を温めるサポートに。
「暮らしを支える自然の味方」として取り入れるのがおすすめです。
月経の前後や不調が出やすい時期におすすめの施術(※生理中のトリートメントはお控えいただいております)
•アビヤンガ(全身オイルトリートメント):体を温めながら巡りを促し、滞りを流します。冷えやむくみ、月経前の重だるさに。
•シロダーラ:額にオイルを垂らす深いリラクゼーション。ホルモンや自律神経の乱れによるイライラや不安を和らげます。
•ハーバルスチーム:温かいハーブの蒸気で全身を包み、冷えや巡りの滞りを改善。月経前の緊張をほぐすのに効果的です。
ホームケアでは難しい「深いリラックス」や「全身の巡りの改善」は、アーユルヴェーダサロンならではのケア。セルフケアと組み合わせることで、より快適に月経を迎えられる体へと導きます。
月経は、毎月「自分の体と心の声」を教えてくれる大切なサイン。周期や体調の変化を観察することは、未来の健康を守る第一歩です。
アーユルヴェーダは「自分を正しく知ることが、健康への第一歩」と伝えています。月経を“つらい日”から“整える日”へと変えていくことは、女性にとって大きなギフトになるはずです。
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カルナカララではお一人おひとりの体調や気分に合わせて、やさしく寄り添うカウンセリングとトリートメントをご用意しています。
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